人気ブログランキングへ今年に入ってクラシックギター2台目
今回の事案1Eの9ポジションの異常音
今回は有名製作家のギターで価格もかなりハイレベル、オーナーは2度も修理依頼されたそうです、未解決のまま今回当方に
持ち込まれました、製作家の結論はウルフトーンで修理不能との事でしたが私の判断ではウルフトーンではないと判断しまし
た、通常ウルフトーンの発生は大抵の場合ボディーがかなり振動しているケースが殆どチェロやバイオリンも同じと聞きます
このギターの場合音量も控えめ余韻も少なく伝達系統の問題と考え①に該当するケースでウルフトーンではなく該当のフレットを
改善解決する事ができました
① ハイフレットの不ぞろいが原因で起きる場合と弦の異常振動による音の振るえ(ウルフトーンとよく間違われる)
② 前後の音と比べると一音だけが異質な音に聞こえる。。。音が小さくうねりが感じられ時もあります
殆どの場合余韻がフラットします
③ 6Eと1Eの開放弦で音程がずれるケース
②③のケース年間にかなりの台数が持ち込まれます
本命のウルフトーンの解決策は?
完全に取り去る事は困難ですが軽減する事はできます
どこが異常振動しているかその場所を突き止める事です・・・問題が起きている箇所と違います
僅か5分程度で原因を突きとめる事もありますまずはご一報ください。ただし仮りの処置ですので直った訳ではありません
本格的な作業によって改善できればエコーに残響分が付加され人々が感動する音に生まれ変わります。
どんなギターでもお持ちください目の前で体験できます。忘れてました2台目は1987年パウリーノ・ベルナベでした
・・・解決!お客様よりのコメントいただきました。